第34回全日本麻雀競技大会
令和元年11月24日(日)、東京都港区新橋・ニュー新橋ビル『新雀荘』『岡』『白鷺』『大洋技研 新橋まーじゃんスクール雀笑家』の4会場を使って、「第34回全日本麻雀競技大会」(主催:一般社団法人全国麻雀段位審査会、運営:関東地区麻雀段位審査会・東京都麻雀段位審査会)が開催された。
この大会は令和元年度の全日本チャンピオンを決定する競技大会で、この大会を通じて「麻雀」が競技・文化として社会に定着し、娯楽・頭脳スポーツとして大きく飛躍していくことを目的に開催されている歴史的な麻雀競技大会である。
大会は、総合司会である小出浩司・埼玉県麻雀段位審査会委員長の進行でスタート。開会挨拶を大会会長である齋藤正・全段審会長(新雀荘会場)、大会副会長である高橋常幸・東京都段審会会長(岡会場)、大会副会長である石端伸次郎・近畿地区段審会長(白鷺会場)、大会副会長である香宗我部真・関東地区段審会長(大洋技研 新橋まーじゃんスクール雀笑家会場)がそれぞれ行った。
続いて、大会総務部長である中庸雄・全段審ねんりんピック理事が、全段審最高顧問である菅義偉内閣官房長官の祝電を披露した。
そして、大会競技委員長である楠田重頼・全段審副委員長(新雀荘会場)、大会競技副委員長である小林一就・東京都段審委員長(岡会場)、大会競技副委員長である望月雅継・全段審副委員長(白鷺会場)、大会競技副委員長である青野勝・四国地区段審会長(大洋技研 新橋まーじゃんスクール雀笑家会場)がそれぞれ競技規定の説明を行い、50分打ち切り半荘4回戦の競技に入った。
今大会には全国から220名の選手が参加。また、女流プロの太野奈月プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)、宮本祐子プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)が地区予選を勝ち抜いて参加し、プロ・アマ、そして老若男女が集う大会となった。
熱戦を繰り広げた競技の結果、見事優勝に輝いたのは内藤秀樹選手(埼玉県)だった。内藤選手には賞状・優勝カップ・金メダル・五段位免許状が贈呈された。
準優勝は高橋義憲選手(宮城県)、第3位は伊藤範勝選手(神奈川県)となった。準優勝の高橋選手には賞状・銀メダル・四段位免許状が、第3位の伊藤選手には賞状・銅メダル・参段位免許状がそれぞれ贈呈された。
また、全体第6位、女性参加選手最上位の宮島とよみ選手(長野県)にはトップレディ賞としてヘ弊紙『麻雀新聞』より記念の盾が贈呈された。
成績発表およびすべての表彰の後には、大会実行副委員長である高木輝延・全段審委員長が閉会の辞を述べて、大会はつつがなく終了した。