代表者挨拶


一般社団法人全国麻雀段位審査会
理事長
山岸次雄

全国麻雀段位審査会(全段審)は平成28年度事業として①各種競技大会関連の主催・後援事業②麻雀段位の免許状普及事業③全段審の公益法人化に向けた取り組みの3項目を平成28年3月に開催された常任理事会で承認を受け取り組んでまいりました。
各種競技大会関連は、主催事業として7月に「全日本高段者麻雀競技大会」を宮城県仙台市にて全国各地より過去最多248名の高段者の参加にて開催、11月には「全日本麻雀競技大会」を東京都にて全国より224名の参加にて開催しました。また、後援事業として4月に富山県射水市で行われた「第3回健康ビッグマージャン」(576名参加)の運営協力、10月初旬には「ねんりんピック秋田2017・健康マージャン交流大会」の開催地である秋田県北秋田市で行われた「ねんりんピック秋田2017リハーサル大会」(144名参加)の運営協力、10月中旬に長崎県長崎市で行われた「ねんりんピック長崎2016健康マージャン交流大会」(272名参加)の運営協力、10月末に開催された「青雀旗争奪全国大学対抗麻雀選手権大会」の後援を行ってまいりました。
麻雀段位の免許状普及事業に関しては、各種競技大会の参加者増や、各地区段審での競技会の活動増に伴い取得者も多くなっており昨年11月時点で平成28年度の目標に達する状況となりました。
そして公益法人化に向けた取り組みとして、平成28年8月24日に前段階として一般社団法人としての登記を済ませ、平成29年度より、組織図や各種事業形態を革新し、健全娯楽としての麻雀文化の普及活動をより一層推し進めていく「一般社団法人全国麻雀段位審査会」として生まれ変わりました。
これまで全段審が厚生労働省・長寿社会開発センター・開催地の地方自治体などが主催する全国健康福祉祭(ねんりんピック)に後援事業として注力した成果として、健康マージャンの高齢社会における有用性に関心が高まり、自治体から多くの問い合わせがあります。昨年は鳥取・島根両県の社会福祉協議会の要請に応じ、ねんりんピック県予選会運営を主管し、全県的な連携ができる競技主管団体の設立に尽力しました。その際に、地元主管団体を継続的に支援するよう求められました。また、「ねんりんピック秋田2017・健康マージャン交流大会」の開催地・秋田県北秋田市では介護予防関連事業として健康マージャンサークル支援を今年度より行う実施要項をまとめ、事業開始に向けて協力を求められております。今後も行政や自治体との連携が増える中、全段審が「任意団体」ではなく「法人」であることにより行政との連携をより深めて、支援や後援、業務委託や提携の機会も大いに増えていくこととなるはずです。また、各都道府県段審が地域の健康マージャン普及事業を進める際も法人格の全段審の支部として取り組むことで、自治体と幅広く・奥深く連携が取れるようになるでしょう。
全段審の公益法人化は、税制面での負担は避けられません。しかしこの取り組みは、麻雀業界がマージャンのイメージアップと社会貢献を目指す中で、全段審として健康マージャンを主力事業に据え、各地域での活動がスムーズに進むための環境の整備であり、地域活動を積極的に支援していくこと、行政の健康マージャン事業との関わりを主体的にリードしていくことの決意表明でもあります。
また、認定講師制度や麻雀段位免状の交付というライセンス事業の格を高めることにもつながります。
この2017年(平成29年)は全段審創設45年の節目の年です。各種競技会事業や免許事業のほか、ねんりんピック後援事業は2017年度開催の秋田大会から2021年開催の神奈川大会の5開催にわたり関連事業に取り組みます。また公益法人化への取り組みに関連して、「麻雀作業療法士制度」制定を目標に掲げます。①一定の要件をみたす麻雀営業店が介護の事業所となること②麻雀作業療法士という国家資格を創ること③制度が介護予防関連事業の補助対象となるよう、官庁や関連法人と協議していきます。いずれにしても長期間の取り組みを必要とする案件も多いのですが、皆様のご協力・ご支援をいただき、ぜひ実現を向けての活動を推進していきたいと考えます。